2008-06-04から1日間の記事一覧

『忘却症のための記憶』(7)

外国人ジャーナリストたちが根城にしているホテル・コモドアで、アメリカ人記者がわたしに質問する。「この戦争の最中に何を書いているのですか、あなたのような詩人は?」 ――わたしの沈黙を書いています。 ――いまは銃がものを言うときだということでしょう…